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2017年鐘4月号巻頭言

 卵を探そう 

主任司祭 ミカエル 山浦 義春

 

東京ディズニーランドでも「イースターエッグを探そう」というエッグハント企画があることを耳にしました。ここ数年、そのような企画が行われているとのことです。12月のクリスマス商戦と同じように、復活を象徴する「イースターエッグ」が、キリスト教を信じているわけではない人たちや、キリスト教を知らない人にまでも伝えられていることには驚きます。このような流行は東京ディズニーランド以外でも行われているのだろうと想像します。しかし「イースターエッグ」の本当の意味を主催者は伝えているのだろうか。また受け取る側も卵を手に取って本当の意味を理解しているのだろうかと疑問が頭をかすめます。そして私たち信徒も、復活祭をよく理解しているのか考えてみることが必要と思います。それでは質問です。まずどうして復活祭に卵なのでしょうか。それは卵が生命の誕生を意味するからです。キリストが十字架上で殺された後、父なる神様によって生命が与えられ復活の賜物を受けられたことを象徴しているからです。ではどうして父なる神様はキリストを復活させたのか。それは、父なる神様のご意志をキリストが生命をかけて全うしたからです。そして、それはキリストのように生きるならば、私たちもキリストのように復活できるという信仰の保証を与えるものでした。最後に「エッグハント」とは何でしょうか。それは生命の象徴である卵をモチーフとして作られた卵型容器の中に様々なお菓子や宝物がつめ込められていて、それを探すというものです。これには失った大切な宝物を見つけるという意味であり、私たちが居なくなっていたキリストを見つける、自分の幸せを見つける、卵の中に存在する復活したキリストを見つけるという意味が込められています。私たちも信仰の内にキリストを、卵を探すことが出来ますように。