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2016年鐘1月号巻頭言

今年から亀有教会の月報の巻頭言を載せることにしました。よろしくお願い致します。(広報)

      新年によせて 

亀有教会主任司祭 ミカエル 山浦 義春
あけましておめでとうございます。
      今年も皆様の上に神様の豊かなお恵みがありますように。
今年は神様からの愛を感じ、自分なりに受け止め、実行する良い機会の年にして下さればと思います。それは教皇フランシスコ様が昨年の無原罪の聖母の祭日(12月8日)から今年の王であるキリストの祭日(11月20日)までを「いつくしみの特別聖年」と定めたからです。
教皇フランシスコは信者の生活を導くために、『福音の喜び』という書簡を書かれました。その中で教皇様は、個人主義への埋没、他者への無関心、消費社会、貨幣経済の弊害、司牧者を含めた信者の世俗主義への埋没を嘆き、教会全体が、そして信者一人ひとりが洗礼を受けた者として、神様とつながっていることの喜びを新たにし、その喜びをもって福音を広めたいという強い意思と希望を持つよう説いています。また教皇様は信者の信仰生活を見ていく中で、特に生活において傷つき、弱い立場にある方に寄り添うことの必要性を強調しています。そして第二バチカン公会議閉幕50周年目に当たるこの時期に「特別聖年」を教皇様自らがお定めになりました(聖年は通常25年ごとの区切りの年に定められるが、教皇の意向により任意の時に特別聖年を定めることができる)。
『イエス・キリスト、父のいつくしみのみ顔』という大勅書の中で記されているとおり、イエス様によって父なる神様のいつくしみに満ちた愛が伝えられました。イエス様によって示されたそのいつくしみの愛は私たちの信仰のかなめです。イエス様は父である神様のいつくしみと愛を私たちに感じ悟らせるためにその生涯と命を捧げました。イエス様によって伝えられた神様のいつくしみの愛にもっとまなざしを向け、観想するように強調されています。
イエス様が語られた父なる神様のいつくしみの愛についての話として聖書から引用されている内容は放蕩息子の父、一匹の羊を探す羊飼いのたとえです。このたとえは主に立ち返る人を絶対に見放し諦めず、そして、喜んで赦し、私たちを暖かく包み込み、安堵させ、支えてくれる父なる神のいつくしみを伝えています。聖書以外にも神の恵みを具体的に表している秘跡の中で、ゆるしの秘跡を通して父なる神様によってゆるされていることが強調されています。まさにこの大勅書は神様のいつくしみの愛とは何かが記されています。
今年の教会はこのような神様のいつくしみの愛にもとづいて行動することが求められています。このことを私たち一人ひとりの目標として今年一年を過ごしていきたいと思います。